アナボリックステロイドは何なのか

アナボリックステロイドは、男性ホルモンのテストステロン、又はジヒドロテストステロンの誘導体または合成形態になります。これらの男性ホルモンは、筋肉量の増加、筋力の向上を引き起こす能力を持っています。アナボリックステロイドの働きは、筋肉細胞内のタンパク質合成を促し、これによって筋肉の増加、筋力の向上をもたらすことができます。しかし、テストステロンの誘導体のアナボリックステロイドは、アロマターゼ酵素と結びつき女性ホルモンのエストロゲンを生成してしまう働きがあります。エストロゲンを過剰に生成されてしまうと、女性化作用が始まり、水分の蓄積、脂肪の蓄積、ひどくなれば女性の胸のように丸みのあるふくよかな胸「女性化乳房」になってしまう可能性があります。ジヒドロテストステロンの誘導体のアナボックステロドは、薄毛・脱毛の症状を引き起こす可能性があります。薄毛・脱毛の原因は、ジヒドロテストステロンです。ですので、過剰に摂取することで体内で過剰にジヒドロテストステロンが蓄積され薄毛・脱毛を促進させてしまう可能性があるのです。ただし、これは遺伝的な影響も含まれます。元から薄毛・脱毛が少ない方に関しては、ジヒドロテストステロンの誘導体のアナボリックステロイドを使用しても、これらの症状が起きない場合もあります。


アナボリックステロイドが体内に残っている期間

アメリカでのアナボリックステロイドを使用している人のほとんどが、ステロイドの検出時間は問題としていません。

米国内では、アナボリックステロイドを使用している人は約600万人以上の成人が使用していると言われています。その約85%から90%が個人的なバルクアップ・見た目を美しい見せたいと思っている人間が使用しているだけででアスリートの世界で生活している人間ではありません。ですので、基本的にステロイドの検出期間を意識している人はいないのです。

もちろん、残りの10%から15%の人は、ステロイドの検出期間には敏感になっていることでしょう。もし、ステロイドの検出がされたら今までの競技人生が終わってしまうからです。

ステロイドの検出される期間は、ステロイド使用終了後から、3週間から長くて17か月から18か月とされています。この効果の差は、どれだけアナボリックステロイドの効果が高いかで決まっています。
ナドロロンが含まれているアナボリックステロイドは、基本的に体内に潜伏する期間が長く、10ヶ月以上体内に残ると言われています。メタンジェノン・オキシメトロンが含まれているアナボリックステロイドは、潜伏期間は3ヶ月から5か月とされています。

潜伏の期間は様々ですが、ステロイドを止めてもすぐに体内から消えないということです。
そもそも個人で楽しむだけにアナボリックステロイドを使用するのは、良いと思いますが、アスリートの世界においてアナボリックステロイドを使用することは、他のアスリートに対して失礼であるのと同時に情けないことです。
ステロイドを飲んでないアスリートとステロイドを使用しているアスリートでは、自転車とバイクほどの差があると言われています。そのようなチート行為が許されるわけがありません。

アナボリックステロイドの潜伏期間を気にしなければならないようなアスリートは、もとからステロイドに頼らず自分の本来の実力で戦うべきなのです。

アナボリックステロイド